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[親指シフト] 専用キーボードを造る(試作2号)

PCのUSBに繋ぐだけで親指シフト入力ができるエスリルファーム搭載の親指シフト専用キーボード2号機です。
既存のジャンクキーボードをベースに最下段に無変換・変換キーを増設して造りました。
サイズは幅32cm×奥行き18cm、重量800g弱です。
01 完成(前面)1
01 完成(側面)01 完成(背面)ファーム入替スイッチ(HID_Boot起動)

02M116原型ベースにしたキーボードはAppleの名機M0116です。
キータッチはソフトタクタイルからリニアに変更しています。
テンキー部はカットしてコンパクトサイズにしました。

メンテナンスを考慮して、分解・組立可能な構造にしています。(画像をクリックすると別窓に拡大画像を表示します)
①カバー留め具を外す
03箱+中身+上辺カバー+上カバー
②上カバー
04上カバー
③上カバーを外す
04箱+中身+上辺カバー
④上部カバーを外す
05箱+中身
⑤本体
06キーボード本体(中身)
⑥本体裏面
06キーボード本体(配線面)
⑦下ケース
07筐体(後)

FKB85789-661とPFU HHKB Proとのサイズ比較です。
ちょっと大きめですが、カバンに入れて携帯できない大きさでは無いと思います。
VS F661VS HHKB_Pro
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[親指シフト]親指シフトキーボードを造る(試作1号)

エルゴなesrilleキーボードも快適に親指シフト入力できますが、オーソドックスなキーボードも捨てがたいものがあり試しに1つ造ってみました。
USB接続するだけで、親指シフト入力できるのでJAPANISTややまぶきなど、持ち込みソフトがインストールできない職場のPCに繋いで、快適に使っています。

01完成

esrilleキーボードに倣って、個人的にも使用していないキーを排除してコンパクト型にしました。
FKB8579-661サイズを目標にしましたが、ファンクションキーは独立型が好みなので、その分ちょっと大きめです。
Rboard for Macをesrilleファームに変更したとき、ちょっと不便に感じたのが日本語モードON/OFFのキー位置でした。
無変換、変換キーの両側に日本語モードON/OFFのキーを配置しスムースにモード切替ができる様にしています。
0201親指キー周り0202 比較
キー配列は2次元 CAD Jw_cad を使ってあれこれ悩みながら決めました。
左手で操作したいので、カーソルキーは左側に配置しています。
03完成(裏)04キー配列設計
キーボードのサイズがA4より少し小さめなので、 CADで描いたキー配列図をそのまま型紙にして、マウント板に穴を
開けています。
ベークライトは部品取りしたキーボードの廃材を流用しています。
05マウント板06べーク板
キースイッチはALPS黄軸です。マウント板、ベークライト、ALPS軸を組立てリード線で配線します。
07スイッチ組立08配線
親指シフト刻印ではありませんが、以前からキータッチが気に入っていたMACのM0115のキートップを流用しました。
07キートップ

※製作メモ

製作期間:着手から完成まで8ヶ月(延べ6ヶ月中断あり)

購入部品:
制御用マイコン+電子部品一式 約1,000円
アルミ板300mm×400mm×1.2mm厚 約2,000円(ふたつに切断して半分使ったので実質1,000円)

手持ちのジャンク部品:
キースイッチ(ALPS黄軸)96個 50円×86=4,300円
キーキャップ一式 部品取りしたキーボードの余り物なので0円
ベークライト      同上
リード線         使わなくなったLANケーブルを捌いて調達したので0円

トータルで製作費用は6,300円+α(手間暇は趣味なのでコスト外)

[親指シフト]エスリルキーボードを作る

エスリルキーボードは、キー配列、回路図、ファームウェアソースが公開されています。
で、作ってみました。
左右の鍵盤部を蝶番で繋いで傾斜角度を変えられるようにしました。
スライド式のキーボードテーブルの隙間に合わせて、オリジナルよりは緩やかな傾斜にしていますが、
快適に打鍵できます。
USBコネクタはミニタイプBにL型コネクタをつけケーブルが横に引き出せるようにしました。
00 完成00 完成(背面)
キースイッチはリニアタッチのALPS緑軸です。手持ちのすぐに使える緑軸が不足したのでFキーは黄軸を使いました。
制御基板と鍵盤部基板は直付です。
01 配線(全体)02 配線(制御基板)
制御基板は汎用基板で作りました。
下2行を鍵盤部との接続端子にし、マイコンのピンの並びを制御基板部でマトリクス順にそろえました。
03 制御基板04 エスリル自作制御基板配置図
05 お盆表06 お盆品名ラベル◆ALPS軸のマウント板を作ります。材料は100均で見かけたお盆を使いました。
08 マウント板カット09 軸穴完成(左)型紙はがし09 軸穴くり抜き◆お盆の縁を切り落とし、モック用に公開されている原寸大のキーレイアウト図を貼り付け型紙にします。
ALPS軸穴をけがきしドリルと小型ヤスリでひとつづつ穴開けしました。
10 ベニア基板作成1◆プリント基板は作りませんが、軸のマウント強度を確保するための板を作りました。穴開けしたマウント板に重ねて軸足を通す穴をあけます。
11 基板外側(右)◆当初はベニア板で作るつもりでしたが、ハンダ付けの熱に耐えられそうに無いので、部品取りして残骸になったキーボードのプリント基板を加工しました。元々のプリント配線でショートしない様に、軸穴の面取りをしています。

マウント板、ALPS軸、プリント基板を組立ます。
12 軸装着(表)13 基板装着
鍵盤部の配線は、反転したキー配置図にマトリクスコードを記入した図面を見ながら、軸足をリード線で繋ぎました。
赤丸は逆流防止用ダイオードです。
配線完了後、左右の鍵盤部を蝶番で結合しました。
14 鍵盤部完成15 鍵盤配線ワーク図
17 筐体展開18 筐体19 筐体斜視◆筐体はベニア板で作りました。真ん中に鍵盤部の傾斜を調整する仕切り板を付けました。

制御基板と鍵盤部を繋いで、動作確認です。
20 完成(キートップ付)
事前にテスターで断線、ショート箇所が無い事を確認しましたが、通電時に勝手にBootloaderが起動してしまう事が多々あり、動作が安定しませんでした。
ハンダ付けの甘さに原因があった様で、何カ所かのハンダ付けを強化する事で正常に動作する様になりました。

[改造]エスリルキーボードのCherry MX軸をALPS軸に変更

01 キット到着エスリルキーボードの組立キット(スイッチなし)を購入しました。
エスリル ニューキーボード 組み立てガイド

仕様通りに手持ちのMXスイッチを付けるつもりでしたが、鍵盤基板の配線がシンプルなので、ALPS軸を使える様に改造します。
99 エスリル右基板配線面 99 エスリル右基板表
07 ALPS軸仕様07 Cherry軸仕様ALPS軸とMX軸の軸穴位置は右側が0.5mm差なのでそのまま使い、左側は1.5mm差なのでALPS軸用の穴を追加で開けるようにしました。

08 ALPS軸アルミマウント板作成まずは、ALPS軸マウント板を作ります。
エスリルWebページに公開されている原寸大のキーレイアウト図をもとに軸穴レイアウトの図面を書いてアルミ板に貼り付けます。
軸穴のくり抜き
1.3Φの穴を電気ドリルで6個開けます。
2.棒ヤスリで穴と穴を削り、ざっくりとした穴を開けます。
3.平ヤスリで四角い穴に仕上げます。

マウント板と鍵盤基板を重ねて位置合わせし、クリップで固定します。
09 ALPS軸アルミマウント板と基板位置合わせ109 ALPS軸アルミマウント板と基板位置合わせ2

鍵盤基板に合わせてマウント板の周辺を切り取り、再度マウント板と鍵盤基板を重ねて位置合わせし、クリップで固定します。
追加するALPS軸取り付け穴をハンドドリルで開けます。穴位置を正確にケガキするのは難しいので、ALPS軸の下ハウジングをゲージに使い位置決めをしています。
マウント板と鍵盤基板を重ねあわせたまま、ALPS軸がすんなり付けられるか確認し穴位置がずれている場合は棒ヤスリで穴の大きさを補正します。
10 ALPS軸アルミマウント板成形10 ALPS軸スルーホール位置合わせ

鍵盤基板にジャンパー、ダイオード、FFCコネクタをハンダ付け後、ALPS軸をセットし軸足をハンダ付けします。
追加の穴開けで分断された配線の補修をして完了です。
11 ALPS軸配線補正

左側鍵盤基板も同様に加工して完成です。
04 右基板&制御基板05 エスリル完成(キートップ付)

ハウジング筐体は注文中。

[親指シフト]ASKeyboardやRboard for MacをWindowで使う方法

PC98用の親指シフトキーボード ASkeyboard(8ピンコネクタ)
OLDMAC用の親指シフトキーボード Rboard for Mac(4ピンADBコネクタ)
をPC/AT互換機(Windows)に繋ぐ為の変換器があります。

PC98用は株式会社オブジェクト社製 Keyboard Converter 98 to AT
OLDMAC用はGriffin iMate ADB-USB アダプター
※いずれも製造・販売終了品です。

この変換器を使ってWindowsPCに繋いで親指シフト入力する方法を模索しました。

ASKeyboardRboard for Mac
ASkeyboard、Rboard for Macのどちらもキーボード側面の切替スイッチで親指シフト配列とJIS配列の選択ができます。
各配列別の動作確認結果は以下の様になりました。

ASkeyboard 親指配列
 全かな文字の入力ができました。Windows側にやまぶきやjapanistなどの擬似エミュレーションソフトは不要です。
 ただ、キーボード側のかな・英数切替操作とIME側のかな・英数モード切替が連動しないので切替操作は煩雑 になります。また、モードずれにより入力がハングアップすることが頻発するため常用は困難と判断しました。

Rboard for Mac 親指配列
 数字キーがJISかなになってしまい数字入力できません。
 文字キーはなぜか長音(ー)と「ろ」が入力できません。

ASkeyboard ASCII配列、98JIS配列とRboard for Mac JIS配列
 変換器で親指シフトキーを空白キーにするため、やまぶき又はやまぶきRでの配列定義は
 「英語キーボードで親指シフト入力する方法」になりますが、安定した入力ができ実用的です。

 とはいえせっかくの正規親指シフトキーボードなので、ASkeyboardは配線変更して通常の入力が出来るようにしました。

【配線変更の内容】
左親指シフトキー → 無変換キー
右親指シフトキー → 変換キー
無変換キー    → Enterキー
変換キー     → Spaceキー

快適です。これをメインキーボードに昇格させました。
03配線設計04端子加工05配線完了
 左右の親指シフトキーはパターンカットすると、分断した配線のバイパスが必要になり煩雑なので今回はパターンカットなしで配線変更しました。
 ハンダを吸い取った軸足とスルーホールの隙間に紙を入れ、上からマスキングテープを貼り絶縁し
導電テープで新しい接点を作りそこに新しい配線をハンダ付けしています。

英語キーボードで親指シフト入力する方法

追記
Rboard for Macも左右の親指シフトキー配線を変更してみました。
左親指シフト → F1
右親指シフト → F3
やまぶきRの[機能キー]定義
F1,無変換
F3,変換
とりあえずF1、F3キーを犠牲にしましたが他のキーでも可能です。

06forMac配線変更
配線変更したのは赤い線です。右上の黄色い配線はもとからです。
(ASkeyboardをベースにマイコンチップを交換し黄色い配線変更してRboard for Macを作っている様です)

[親指シフト]ASkeyboardやRboard for Macのリサイクル

   かつてASCIIがPC98用に販売していた親指シフトキーボードは、個人的には富士通製親指シフトキーボードより優れた名機だと思います。
   そのままではWindowsで使えないので、JIS日本語USBキーボードに打鍵感の要である軸とキートップを移植しました。
   移植元はASkeyboard、移植先はdPRO--MKB90J1です。
dPRO--MKB90J1はASkeyboardに比べ筺体や鉄板の剛性がいまいちなので、まったく同じ打鍵感は得られませんが個人的には富士通製親指シフトキーボードより遙かにいい感じです。

            ※画像は縮小表示しています。各画像をクリックすると別窓で原寸表示します。
00ASkeyboard(全体)01親指シフト化(完成)
02ASkeyboard(キートップ無し)03親指シフト化(キートップ無し)
改造詳細04dPROオリジナル(全体)   改造前のdPRO--MKB90J1です。
無変換・スペース・変換キーを親指シフトキーに最適化します。
05dPROオリジナル(裏面)Retr0brite   裏面のネジ3本を外すと簡単に筺体が分離でき、中身が取出せます。
   作業に夢中で写真を撮り忘れましたが、キートップを外し、軸のハンダを吸取り基板から分離します。
   同じ要領でASkeyboardも解体します。
06dPROキー合わせ   ASkeyboardの親指シフトキーを移植するため、赤枠部分の鉄板を削り軸位置を合わせます。
07dPRO軸穴加工   もとのキーサイズが小さいので、無変換・スペース・変換の3キーを2つの親指シフトキーに交換しました。
08dPROスタビ加工   横長の親指シフトキーを安定させるためスタビライザーを取付けます。赤枠部分の鉄板を削り金具受けを取付けます。
09dPROスタビ加工・ゴム板補強   広げた軸穴を補正するため、3mm厚のゴム板に軸穴を開け、鉄板裏側に貼り付けます。
10基板配線(全体)11基板穴あけ   ずらした軸を取り付けるため、基板にスルーホールを開けます。
   赤丸が新たに開けたスルーホール、青丸がもとの無変換・スペース・変換のスルーホールです。桃色丸はかなキーのスルーホールです。スペースキーに配線変更するため、パターンカットします。
12dPRO黄軸交換   ASkeyboardから外した軸を鉄板にセットし基板にハンダ付けします。
   この段階でPCに繋ぎ各スイッチの導通確認をし配線が切れているキーを確認します。
13配線変更   無変換・変換の配線を移動した軸に繋ぎます。スペースの配線をかなキーの軸に繋ぎます。
   再度PCに繋ぎ全てのスイッチが正しく反応する事を確認して完成です。
14dPRO黄軸分解   ASkeyboardの軸は見た目が綺麗でダメージが無い様に思われたが、打鍵してみると想定以上にタッチが硬く重いので、全軸分解して乾式潤滑剤RO-59tmKT(スムースエイド)を2度塗りしました。
   手間を惜しんではダメですね。しっとりと滑かな至福のキータッチが復活しました。

今回はASketboardをリサイクルしましたが、Rboard for MACやOAshift/98(親指君)でも同様の移植ができます。
移植先に使えるキーボードで現在も販売されているのは、ネオテックのMCK-89S(PS2)です。

[分解]上海問屋の激安メカニカルキーボードDN-YKB-F217Dを分解

打鍵感が心地よいキーボード! USB接続 メカニカルキースイッチ採用 メカニカルキーボード 上海問屋 DN-YKB-F2139Lシリーズ [★] のキャッチコピーで通常価格3,999円、最後は投げ売り999円で販売されていたキーボードを分解してみました。

00外観01外観(横)
   キートップを外しすと、ALPS型メカニカル軸が見えます。軸の上ハウジングを開けると、接点部分がむき出しの簡易軸であることが分かります。青軸と謳っているだけあって、クリック用板バネ、スプリングは従来品より経荷重になっています。軽快に打鍵でき、タッチも悪くないです。ALPS軸信者としてはCherry軸より良い感じ。
02ニセ青軸
上下の筺体はネジ止めは無く、噛合わせで結合されています。
上側3箇所の爪を外します。隙間にマイナスドライバーを差し込んで外側に爪を広げて外します。
03外観(裏)04筺体噛合わせ
上側爪を外した後、上筺体を手前方向にスライドさせて下側の4箇所の噛合わせを外すと上筺体が分離できます。
05筺体分解106筺体分解2
真ん中の黒い部分がコントローラチップの様です。マトリクスの番号がしっかり表示されているので解析は楽に出来そう。
07コントローラ
基板です。日本語配列との共用基板を期待しましたが、US専用基板で無変換・変換の回路はありません。
08基板外側
軸をマウントしている板は、なんと鉄板では無くプラスチックでした。底打ち感が優しく感じるのはこれの為かも。
09プラ製マウント板
   Enterキーには2つのスタビライザーが着いています。上側のスタビライザー受けとキートップの嵌め合わせの位置決めが難しくやっかいです。最終的には2つのスタビライザーをキートップに装着し軸に嵌めた後にマイナスドライバーで金具をマウント板側の部品に嵌め込みました。
   通常のスタビライザーは先にキートップとスタビライザー受けに嵌め込んだ後キートップを水平にすれば、自然と軸に装着できます。
10Enterキー装着11スタビライザー装着

[メンテナンス]ALPS軸のスムースエイド(RO-59tmKT)塗布

   ALPS正規軸は既に製造終了して久しく、軸換装には中古のキーボードからの軸取りが必要です。

   中古の軸を甦らせるために、摺動部へ潤滑剤を塗布します。
塗布する場所は写真赤丸部分、軸と上ハウジングが接する部分です。

緑軸塗布箇所緑軸塗布箇所

   塗布する潤滑剤は、かつてネオテックで販売されていた「スムースエイド 18cc」RO-59tmKT です。
残念ながらネオテックでの販売は終了してしまいましたが、発売元の以下の通販サイトで購入できます。
260ml/フッ素系水性潤滑剤RO-59 - 株式会社タフ・インターナショナル

   スムースエイド18cc 1本でフルキーボード数十台の塗布ができるので260mlは個人では使い切れない量になりますが、無しでは済まないので先日思い切って1本購入しました。

乾式潤滑剤乾式潤滑剤

   以前は刷毛で軸ひとつづつに摺動部を意識して塗布していましたが、使い切れない量のRO-59tmKTを贅沢に使って、どぶ漬けしました。^^;
最近は、近場の焦点が合わず塗りムラが無いように塗布するのに苦労してましたが、どぶ漬けだと塗りムラの心配が無く、キーボード1本分の109個の軸に塗布する時間が半減できました。
   上ハウジング側は刷毛でひと塗りするだけなので、どぶ漬けはしていません。

どぶ漬けどぶ漬け

   100円ショップで、軸を摘むのに便利なピンセットを見つけました。
塗布した軸は、持ち運び可能な台に並べて乾燥させます。10枚入DVDケースを乾燥台に使っています。
台をふたつ用意すると、2回めの塗布作業が楽になります。右の乾燥済軸をピンセットで摘んで
どぶ漬け後、左の乾燥台に並べます。作業が終わったら台ごとじゃまにならないところに移して乾燥させます。

便利グッズALPS7

   潤滑剤の効果を最大にするために、塗布前に軸と上ハウジングは洗濯洗剤で一晩浸け置き洗いし、自然乾燥後に軸はティッシュペーパ、上ハウジングは綿棒で塗布部分の水垢を拭きとっています。

2度塗りを基本にしていますが、どぶ漬けの場合は1度塗りで充分かも知れません。

[親指シフト]親指シフトキーの理想形を模索

   ワープロOASYSが衰退して、親指シフトキーボードが繋げられないWindowsPCを使わざる得なくなったとき、絶望の縁から這い出せたのは「親Q」のお陰です。
以来[無変換]と[変換]の間に[Space]を配置した形態を擬似入力の基本形として10数年使っていました。
[Space]を一文字サイズに縮小し[Enter]にリマップ。[カタカナ/ひらがな]を[Space]にリマップし理想の配置が完成したと思っていましたが、共用型から独立型に親指シフトキー定義を変更した事から変換操作を行う[Space]の位置が遠く感じられ新たな理想形を模索しました。
   こちらのSpace三分割を再改造してみました。
00完成
画像は全て縮小表示です。画像をクリックすると別窓で原寸表示します。00親指キー配置   専用キーボードは親指シフトキーの下に[無変換][変換]が配置され親指を上下に動かす事で、ふたつのキー操作が楽に出来るようになっている。
   この操作感を、親指を左右に動かして実現する配置を試行します。配置のポイントは左親指で左親指シフトと[Enter]、右親指で右親指シフトと[Space]キーが楽に操作できること。
   親指のホームポジョンは[F][G]の間と[H][J]キーの間なので、親指シフトキーの幅を極力短くして隣接するキーを内側に寄せる配置にしました。
01鉄板加工102軸穴補強2   鉄板の軸穴を新しい配置に合わせくり抜くと大きなひとつの穴になってしまいました。正確な軸位置を確保するため3.2mmのゴム板を使って軸穴を作りました。
03基盤加工   鉄板と基盤を組み合わせて、軸穴の位置を確認します。ふたつの軸穴が逆流防止用の半導体と干渉するので、これを取り外し外側から着けるようにします。
   軸足を取り付けるスルーホールは、既存配線の分断箇所が少なくなる様に各軸の下側に空けました。
04組立て(裏)04組立て   鉄板に軸を取付け、隙間にセルスポンジを詰めます。
05再配線(拡大)05再配線   基盤を組合せて配線します。追加した軸のスルーホールは既存配線を分断しているものがあるので、マスキングテープで絶縁し、軸足の接合部を強化するために導電性テープを貼り、ハンダの乗りを良くしました。
_完成   完成です。
   オリジナルの親指シフトキーはサイズが合わず使えないので、バルサ材を使ってカサ高のキートップを作りました。[Enter]と[Space]にはキーの隙間を隠すハネを付けています。
親指を左右に動かす操作に無理が無く、軽快に入力できます。
   新理想形の完成です。

<余談>
新理想型と言って見たけれど、既にこのキー配置のキーボードがありました。DELL SK-8115です。
やまぶきRの配列定義に以下を追加するだけで、新理想形になります。

[機能キー]
Space,無変換
無変換,Enter
カタカナ/ひらがな,Space
06DELL SK8115
なお、親指シフト独立型にするには、IMEのキー定義で文字入力中の無変換・変換を「何もしない」、Spaceで「変換」する設定に変更する必要があります。

[親指シフト]MINILAのSPACEキーを2分割して親指シフト(cherry赤軸+ALPS黄軸)

Majestouch MINILA 68キー日本語カナなし 赤軸 FFKB68MRL/NB
Majestouch MINILA 67キー英語キーボード 茶軸 FFKB67M/EB

   いろいろと親指シフト化改造を模索してきましたが、一応これが最終形になるかと思います。
デジカメ不調で改造途中の写真が消失したため、結果だけの画像になります。
日本語、英語ともSPACEキー部分を2分割し軸を増設しました。
日本語タイプは独立変換方式で使う様に、Fnキーの位置もずらして配線変更しました。
英語タイプは共用型で使う前提でシンプルに[無変換]増設だけの配線変更にしました。
   親指シフトキーは嵩上げのために、おゆまるくんで特大の親指パッドを付けたものと、キートップ上面を平らに削り、木片を貼り付け成形したものを作りました。
6768MINILA SPACE2分割
MINILA 親指シフトキー

[閑話]FKB89J(ALPS緑軸)メインキーボードに返り咲き

   過去記事にも書いていますが、最初に親指シフト改造したのがFILCOのFKB89Jです。
オリジナルはALPS簡易軸(クリックタイプ)なので親指シフトには不向きなスイッチですが、これをALPS緑軸に換装することで快適な打鍵ができる様になりました。
   全ての文字キーを右に一列ずらすと、綺麗なB下割れになりますが、右手小指の負担が大きい事と空白キーが左側になることになじめず、元に戻しました。
FILCO FKB89J
   当初はキートップ加工なしで、左親指シフトを[無変換]、右親指シフトを[変換]キーで使っていましたが、許容範囲とはいえ、やや親指が窮屈な感じは否めません。
   キートップを加工し、かつ使用頻度の高いEnterキーを親指操作出来るようにリマップして以来10年ず~とメインキーボードの地位を確立していました。
シフトキー加工
   TECK209やオーソドックスなテンキーレスのメカニカルキーボードを入手したため、居場所を失いしばらくファーム落ちしていたFKB89Jが、右一列ずらし(MACではorz配列と呼ばれています)で理想的な親指シフトキー配置になる事に気づき、メインキーボードに復帰しました。
   Cherry赤軸メカニカルも悪くはないけれど、ALPS緑軸のしっとり感が最高。
右一列ずらし

[親指シフト]親指シフトキーボードを造る。(FILCO ZERO Tenkeyless)その3ALPS黄軸換装

FILCO ZERO Tenkeyless(FKBN91Z/NB)の親指シフトキー加工 3台目。
このキーボードもスペースバーの長さが、標準の親指シフトキー2個分と同じなので、Bキーの下に一文字サイズの
キーは置かないで、純正(?)のB下割れにしてみた。
キースイッチは常用しているALPS緑軸より少し柔らかい感触のある黄軸に換装。
打鍵音改善効果を再確認したくなったので、今回は鉄板重量化なし。
基盤と鉄板の隙間を充填する材料をセルスポンジではなく発泡スチロールを使用。

しばらくcherry軸を使ったあとだからか、改めてALPS軸のタッチの良さを痛感している。
キーを押すときのしっとり感はALPS軸ならではのもののようだ。
鉄板重量化省略と充填材を変更したため、打鍵音はやや硬めの乾いた感じのカタカタ音になったが
これはこれで、耳に心地よい。
00 完成01 完成 (斜め)
03 隙間充填103 隙間充填3  5mm厚の発泡スチロール板を軸穴をくり抜き鉄板と基盤の隙間に充填。吸音効果は無かったが、隙間に埃が溜まることは防止できそう。
04 キートップ重量化3  ALPS黄軸の押下圧は50g弱とやや重目なので、キートップの裏側に鉛シートを貼り付け、キートップを若干重くしてみた。文字キー35個の重さを比較すると、1キー当たりの重量UPは1g以下だが打鍵音・底打ち感が少し丸くなった感じがする。

cherry軸押下圧軽減(スプリングカット)

cherry軸の全てがチェリー キーボード MXキースイッチ(Cherry keyboard MX Keyswitch)に解説されているので、新しいことは何もないが自分なりにまとめてみた。

01cherry軸外観  鉄板マウント型のcherry軸の外観
02上ケースはずし  ①②スイッチは上ケースと下ケースが4本の爪でかみ合わせある。左右2本の爪を外側にちょっと広げて分離する。
③スイッチは上ケース、下ケース(接点スイッチが組み込まれている)、軸、スプリングの4つの部品で出来ている。
④茶軸の押下圧は45gだが、親指シフト入力するには少し重いのでスプリングを少しカットする。片端の密集部分+一巻半をカットすると押下圧が40gになった。
06黒軸と比較  茶軸と黒軸を比較
上ケースと下ケースは同じものに見える。
黒軸のスプリングは巻きが荒く短いが重い。
茶軸は赤丸部分に突起があり、これがタクタイル感を演出している。
茶軸のスプリングと黒軸を組み合わせるとスペックは赤軸になる。

新品のcherry軸が単品で購入できるので、あえて茶軸と黒軸の2個1は必要ないが、絶滅危惧主のALPS軸は入手できたものを色々組合せて好みの軸に仕上げるため、つい余計な事を考えてしまう。

[親指シフト]親指シフトキーボードを造る。I-T Touch AS-KB91LR(cherry赤軸+ALPSゴム付白軸)

cherry軸の改造はこれが2台目。
1台目はジャンクで安価に入手したcherry茶軸で、壊れてもやむなしと試作したもの。
[親指シフト]親指シフトキーボードを造る(FILCO FKB91JP cherry茶軸+ALPS緑軸)
軸の植え替えがいらない分、簡単にできることが分かったので本命の改造を実施。

今回はSHOP'Uで新品を購入。届いたその日に封印シールを剥がして解体。保証外品となる。
メインの改造は
[親指シフト]親指シフトキーボードを造る。(FILCO ZERO Tenkeyless) その2 ALPSオレンジ軸換装
と同じ。スペースバーを一文字サイズのキーに交換し、空いたスペースに[変換][無変換]用キーを増設。
押下圧45gは少し重いので、スプリングカットし35gに軽減。

リニアタッチのALPS緑軸を愛用しているが、cherry赤軸改はALPS軸とはまったくタッチが違っている。
それぞれに良さがあり、優劣を付ける気はない。が初体験のcherry赤軸改は素晴らしい!!
感覚的にはRboard Proの軽快さに似ている様に思える。
今回作成分は依頼品で嫁ぎ先が決まっている(仲人は諭吉さんと一葉さん)ので、自分用をもうひとつ造る予定。

AS-KB91LR(before_after)

赤軸全体(キーなし).jpgAs-KB91LR増設軸  キートップを外した状態。スペース軸の両側にALPS緑軸を増設。ALPS軸を使っているのはcherry軸のパーツを持っていないから。深い意味はない。緑軸の底打ち音がcherry軸の底打ち音に合わないので、最終的には消音ゴム付白軸に変更した。
分解
3枚おろし
  まずは上筐体、本体、下筐体を分離。上下の筐体は3本のネジと上4箇所、下4箇所のツメでかみあわされている。
  外したネジは無くさない様に上筐体のネジ穴に戻しておく。ツメの噛み合わせは上4箇所をマイナスドライバーで外し、上筐体を上下に揺すりながら下4箇所のツメを外す。
  基盤の配線を見て、一瞬不安になる。今まで分解したキーボードとキーの数は同じ筈なのに線がやたらに細かく多い。
  PCB基盤は英語用と共通化しているみたい。横長のENTERキー用の穴や配線があった。配線が細かいのはこれが原因だな。
増設軸穴加工
増設軸合わせ軸位置確認
  軸取りは横一列ずつ6回に分けて、のんびりと実施。このキーボードの半田も粘性が弱く一回の吸いとりで綺麗に半田がとれた。
  追加するキーサイズはFILCO Tenkeylessと同じ。鉄板に軸穴位置をケガキし、ヤスリで削り取る。スタビライザー取り付け穴と増設軸位置が重なって、横幅はぴったりの穴にできないので、縦幅をタイトに削って嵌め込める様にした。キー幅が短いのでスタビライザーは無し。
タッチ改善
10 赤軸分解11 スムーズエイド12 セルスポンジ(拡大)14 鉄板ダンプ(拡大)
  新品だが、押下時にカサカサ感があったので、軸にスムーズエイドを塗る。cherry軸は座りが悪く直立で置けないので、CDケースに3mmの穴をあけ台座を作った。これにスムーズエイドを塗った軸を並べて24時間自然乾燥させる。スムーズエイドは2度塗りが基本なので2日作業。
  打鍵音改善のため、鉄板と基盤の隙間を埋めるセルスポンジに軸穴をあける。
  底打ち感改善のため、鉄板裏側に0.5mmの鉛シートを貼る。
配線補修
15 断線補修全体18 配線完了
  <配線変更箇所>
1.増設軸スルーホールで分断された配線の修復
2.増設軸の配線(変換、無変換)
3.配線変更(元の無変換をTAB、スペースをEnter、Capsと左Ctrlの入替

配線が細かいので、間違いなくパターンを追えるか自信が無かったが、基盤をデジカメ写真にとり、拡大して作業したら案外楽にできた。
基盤を良く見ると、各軸ごとにRn、Cnの表記がある。これがマトリクスパターンを示していることが分かったので検証も確実にできた。
配線は1本繋ぐ毎にテスターで導通・漏電チェックして完了。

キーボードの押下圧(押下特性)の量り方

キーボードの相性でキー押下時のタッチが占める割合はかなり高いと感じているが、
押下圧(押下特性)を公表しているキーボードは少ない。
個別に測定されたデータが公表されているものもあるが、そもそもキーボードの押下圧の
測定基準がはっきりしない。

手元にあるキーボートの押下圧を古典的方法のコイン測定(硬貨を分銅代わりに利用した測定方法)で
量ってみた。
01 35gコイン02 計量確認  親指シフトキーボードの理想の押下圧は35gと言われている。
これを基準にするため、35gの重りを作成。50円硬貨8枚+1円硬貨3枚。
測定基準は、キートップに重りを静かに置いたとき、底打ち手前までキーが沈み込む重さとした。
[参考]硬貨のサイズと重さ
1円   直径20mm、 重さ1g
5円   直径22mm、 重さ3.75g、孔径(穴の直径)5mm
10円  直径23.5mm、重さ4.5g
50円  直径21mm、 重さ4g、孔径4mm
100円  直径22.6mm、重さ4.8g
500円  直径26.5mm、重さ7g
03 Rboard Pro for Mac 1  35gの代表格、Rboard Proの押下圧を量ってみる。
35gの重りをキートップに乗せると底打ち手前まで沈み込む。指で押し下げても、指を話すと戻ってくる。
50gの重りで底打ちまで沈み込む。
08 ASkeyboard緑軸1  ALPS緑軸はキーボードの部屋では平均41g、最大50gとなっている。
  35gの重りを乗せると底打ち手前まで、沈み込み指で押しても戻ってくる。
43gの重りだと底打ち手前まで、沈み込み指で押すと底打ちしたまま戻って来ない。
12 Realforce45g 1  Realforce変化重45gは45gの重りを乗せても底打ちしないが、そのまま指で押すと底打ちして戻ってこない。30gは30gの重りで底打ちする

押下圧が同じでもキーボードによって打鍵感が違うのは、こんなところに要因があるのかも。

[親指シフト]親指シフトキーボードを造る(FILCO FKB91JP cherry茶軸+ALPS緑軸)

cherryメカニカル軸は保守パーツ(キートップ、軸)を持っていないので、スペースバーの分割加工ができなかったが、増設軸はALPS軸でも出来そうな予感がしたので、試してみた。
結果は下の写真の通り。なんの不具合もなく完成。
残念ながらcherry軸の親指シフトキートップは存在しないので、加工は親指シフトキーのみ。
愛機はリニアタッチのALPS緑軸なので、タクタイル感のある茶軸は合わない懸念があったが、案外いいタッチ。
押下圧を40gに軽減したのが功を奏した感じ。
01FKB-91JP親指キー完成(正面)
cherry軸とALPS軸の親和性がこれほどとは、やってみて初めて分かった。鉄板とPCB基盤の隙間、軸に取り付けるキートップの形状は100%同じ。違いは鉄板の穴の形とスルーホールの位置のみ。
02FKB-91JP親指キー完成(前面)
以下の小さな画像をクリックすると別窓で大きな画像が表示されます04茶軸(全体)05茶軸(スペースキー分割)このスペースバーの軸はBキー直下にないので、[無変換][空白][変換]の配置ではなく、[無変換][変換][空白]の配置で各キーのサイズを検討する。
赤四角に軸穴をあければ2箇所はOK。右側の1箇所は元の2つの軸穴の真ん中になるので鉄板マウントにならない。プラ板で補修してみる。
06分解07軸位置合わせcherry軸だからなのかは断定できないが、ハンダに粘りが無く吸いとり除去は楽にできた。鉄板からはずしたときしか軸の分解ができないので、この段階で全軸のスプリングを一巻半短くカットしておく。
手持ちの余剰キートップをあれこれ組合せ、配置を決定。新しいキートップに合わせて鉄板に軸穴をあける。穴ひとつあけるのに1時間。3つを限度に軸配置を検討。
08軸完成11軸完成(裏面)キートップの歪み、隣接キーと干渉しないことを確認。
たまたまだが、ALPS軸キートップとcherry軸キートップの前側面が一直線に揃った。
12スルーホール穴あけ鉄板と基盤を重ね、新しい軸穴に合わせてスルーホールを基盤にあける。今回は太い既存配線に重なってしまったので、ショートしないように、入念にパターンカット。
15鉄板ダンプとセルスポンジ鉄板ダンプの効果がいまひとつ実感できないので、今回は文字キー部分のみ鉛テープを貼ってみた。
鉄板と基盤の隙間を埋めると底打ち音が優しくなる気がするので定型メニューとして今回も作成。
鉄板に軸を全て取り付け、ラバースポンジを隙間に埋めてから基盤を被せ各軸をハンダ付け。
13配線14上筐体加工補足
配線には今回もエナメル線を使用。取り廻しが楽にできる。
スタビライザー用の留め具が上筐体に干渉してうまく嵌まらない事に気づき干渉部分(赤まる)を削り取った。

[親指シフト]アクリル絵具でJISカナ削除へ続く

[親指シフト]親指シフトキーボードを造る(FILCO109J ALPS黄軸換装)

  PC98用の親指シフトキーボード(ASkeyboard)を持っているがWindowsではうまく使えないので死蔵品になっているという方から依頼されて造ったもの。
  依頼内容は、ASkeyboardの部品活用、コンパクトでキータッチが軽い(フェザータッチ)こと。
ALPS軸でコンパクトサイズのキーボードFILCO109Jが手持ちのストックにあったので、これで造った。
キートップとALPS黄軸は送ってもらったASkeyboardから移植。
  基本的なカスタマイズはこちらと同じ。FILCO コンパクトキーボードの最適化
ただし、膝に乗せて使うのが好みとのことなのでキーボード本体の重量化は省略。
0FILCO FKB109J完成(全体)1完成(シフトキー)
親指シフトキー共用型ならそのまま使えるが、独立型でも使える様に親指シフトキーの左右にEnterとSpaceを配置。Japanistで独立型を設定する場合の指定方法はこちら。独立型変換キーを増設
以下の小さな画像をクリックすると別窓で大きな画像が表示されます2キートップ変更イメージ3鉄板加工4軸位置変更5黄軸換装6配線変更(拡大)7配線変更(全体)①キー配置の検討
  親指シフトキー2個をなるべく軸位置を変更しないで取り付ける配置を考える。このキーボードはスペース、変換、かなの3つのキーと親指シフトキー2個の幅が同じなので、B下割れにならないがこれで良しとした。
②軸穴加工
  空白キーのスタビライザー取り付け穴の仕切りと変換キーとカナキーの間の仕切りを削れば軸位置が調整できるので、今回はドリルの出番なし。ヤスリで仕切りを切り取る。
③軸取り付け
  基盤に軸足用のスルーホールを明け、軸を取り付け。スタビライザーをつける余地がないので軸と基盤はセメダインで接着。
  通電チェック後、軸を分解しスムーズエイド塗布(2度塗り)。黄軸の押下圧は50gとやや重いのでスプリングカットし30gに調整後組み立て。
④配線変更
  ずらした変換、無変換キーの配線と同時に、元の無変換→Enter、右ALT→SPACE、右Win→右ALTに配線変更。配線には0.3mmのエナメル線を使用。長めに切ってハンダ付けし、余った線を既存のハンダを避けて配置することが楽にできるのでエナメル線は良い。長く使っていると、打鍵の衝撃で被覆が剥がれてショートするかも知れないが、まずは様子見。

余談:個人的には押下圧40gが好みなので、30gは軽すぎて誤打鍵ばかり。最終打鍵確認は接点不良が無い事は
       確認できたが、全体の打鍵感の善し悪しは判断できず。依頼者の判定待ち。
       万人が納得するキーボードは存在しないと再認識。

[親指シフト]温故知新:ありがたい先人の知恵あれこれ

いろいろ親指シフトキーボード弄りで遊んでいるが、思えばオリジナルのアイデアはひとつもない。
ありがたい先人の知恵を整理してみた。

メンブレン、ラバーキーボードのタッチ軽量化

夢中レポート MaxPoint MX-90501W 2000-02-04

夢中レポートIBM Space Saver Keyboard 2 2000-03-04

夢中レポート親指パッド 2000-02-09

配線変更

夢中レポートGoldtouch Adjustable Keyboard2000-04-15
その2
その3
その4

文字キーを全部右へ1キーずつズラス(親指シフトキーをB下割れにする方法)
キー配列シール&キー配列変更2000-05-14

STARTとヒデボーの親指化改造記 (1)2002-01-22
STARTとヒデボーの親指化改造記 (2)
STARTとヒデボーの親指化改造記 (3)
STARTとヒデボーの親指化改造記 (4)
STARTとヒデボーの親指化改造記 (5)

Majestouchで親指シフト入力を可能にする Plus Shift2007-05-31

夢想形
PFU Happy Hacking KeyBoard Professional JP で親指シフト その22008-11-15
PFU Happy Hacking KeyBoard Professional JP で親指シフト その3

親指シフト(31) Majestouch MINILA 68キー日本語カナなし で親指シフト
親指シフト(32) Majestouch MINILA 68キー日本語カナなし で親指シフト その2
親指シフト(33) Majestouch MINILA 68キー日本語カナなし で親指シフト その3
親指シフト(34) Majestouch MINILA 68キー日本語カナなし で親指シフト その4

ALPS軸換装をやってみようと決意するきっかけになったHP
SANDY55mck-89s P-II
走風窯のキーボード改造記・FILCO89J改

ALPS軸の全てがここに。
キーボードの部屋

改造の域を越えているが、ここまで出来る事を教えられた記事
tono's roomのカタカタッ・コトコトッ
PCB-GAME-ROOMのキーボード情報

あらためて、感謝、感謝。

[親指シフト]REVIVE USBで変換・無変換キーを増設する(Plus Shift)

ルーツはこちら。
Shop'U店長さんのSTART's HOMEPAGE
試作レポート(1) Majestouchで親指シフト入力を可能にする Plus Shift
この記事では、3キーだけとはいえキーボードのコントローラを自作しないといけないので、
縁のない世界だった。

先日河童本舗の親指シフトblog
【親指シフト】変換無変換キーを足す【改造派の動向】を拝見して、REVIVE USBを買ってしまった。
電気回路の設計知識は何もないが、キットは説明書通りに組み立て半田付けするだけで簡単に出来た。

画像をクリックすると別窓で拡大画像を表示ALPS軸キー  スイッチは市販品を探してみたが、キーボードに付けられそうな大きさ(小ささ)のものが無く、X6800から取外したハーフサイズの緑軸を使ってみた。
キーケースをどうするかを、まったく考えてなかったが取り敢えず手近なことろにあったMINTIAの空きケースに穴を開け嵌め込んでみたら、結構使えそうなのでこれで良しとした。
装着例HHKB Proに装着Filco Zeroに装着
  専用ツールで接続したキーの機能を設定。[無変換][変換][Enter]を割りつけた。

ホームポジションは通常より手のひらを開いた形になるが、窮屈に親指を曲げる必要がないので、慣れると結構快適に親指シフト入力が出来る。

REVIVE USBは標準で12個のスイッチを接続できるので、TABや英数キーをさらに追加し親指で操作すれば、非力な小指の負担が減らせそう。
REVIVE USBの販売元は、他に1ボタン完成品のBit Touch(ビットタッチ)なんてのを販売している。これをふたつ接続すれば、もっと簡単にキー追加できそうだが、ちと値段が高いのが難点。

「追記」100円ショップで見つけたコインケースの大きさが増設キーを入れるのにちょうど良さそうなので
    試しに作ってみた。
増設キー作成

[親指シフト]親指シフトキーボードを造る。(FILCO ZERO Tenkeyless) その2 ALPSオレンジ軸換装

[親指シフト]親指シフトキーボードを造る。(FILCO ZERO Tenkeyless)を見た方から依頼され、もう一本造った。
   今回は依頼者の希望により、スペースバーを一文字サイズに替えた跡地にキーを追加し、配線変更した。
親指キーの幅を標準よりやや狭くすることで、両側のタブキー、空白キーを楽に親指で押せる配置になり
いままでに無い操作性の良い親指シフトキーボードが出来た。
   キートップ(文字キー)は親指君、ASkeyboardから移植。
   キースイッチはクリックタイプのXM白軸(簡易軸)からALPSオレンジ軸に換装。
オレンジ軸はタクタイルバネをはずしリニアタッチに変更。スプリングカットして押下圧を35gに軽量化。

Filco ZERO 三分割

【分解・メンテナンス】ALPS簡易軸の修理

①簡易黒軸簡易軸上

外観では分からないが、接点不良のため軸を押し下げても通電しない。
正規軸に交換して余った簡易軸が大量にあるので、わざわざ修理する必要はないのだが、修理してもその簡易軸を使う予定もないのだが、貧乏性なので直せる物は直したくなってしまう。
②分解簡易軸分解
上ケースと下ケースをとげ抜きを使って分離。軸、スプリング、タクタイルバネを取り出す。
③接点接点
簡易軸なので、接点はむき出し。
④接点分解接点パーツ
いかにも華奢なパーツ。特に左側の旗のようなパーツは板金も薄くちょっと力を入れて摘むと変形してしまうので、要注意。
ポチッと盛り上がっているところが接点。ここをティッシュペーパで軽く磨く。
⑤組立簡易軸組立
上ケースに順番にパーツをはめ込む。
①幅の狭い接点②軸③旗型の接点④タクタイルバネとスプリング
⑥完成簡易軸下
下ケースを上からかぶせて、接点の足をニョキッと貫通させ上ケースと合体して完成。
テスターで接点が復活していることを確認して終了。

[親指シフト]親指シフトキーボードを造る。(FILCO ZERO Tenkeyless)ALPS緑軸換装

①完成形00_kanseiALPSメカニカル軸のTenkeylessキーボードで親指シフトキーボードを造りたいと、FULLキーボードのテンキーカットを試行してみたが、分断サれる配線の多さに、躊躇していたときにFILCO ZERO Tenkeylessを見つけた。
②親指シフトキー合わせ01_key102_key2  変換・スペース・無変換キーの改造
スペースキーを文字キーの幅に縮め変換・無変換キーの幅を大きくする。
③三枚おろし03_bunkai  まずは、軸をすべてとりはずして、基盤と鉄板を分離。
④親指シフトキー軸穴加工04_anaake05_anaakekansei06_kiban  親指シフトキー軸穴作成
変換・無変換キーの軸の取り付け位置を内側に寄せて幅広のキートップを使える様にするため鉄板に軸穴を空ける。最近のキーボードの鉄板は薄くて剛性が足りないと普段はぼやいていたが、おかげでホームセンターで買える家庭用工作機器で穴あけができた。ドリルで適当に穴を開け、テーパで穴を広げ、ヤスリで四角にくり抜く。ひと穴1時間程で完了。リンカー取付穴も同様。軸穴の横幅が少し大きくなっているのは、最初のケガキを単純にFキーとJキーの真下に穴あけをしたが、それではスペースキーを付けるだけの空きができない事に気づき穴を広げたため。
これでは、軸を鉄板に固定できないので、打鍵時のグラつきが不安だが今更もとに戻せないので、リンカーに期待して先に進む。


新しい軸穴に合わせて、基盤に軸取付用の穴を空ける。他の軸と同じ向きで付けようとすると分断される配線数が多くなるので、逆向きに付けることにした。邪魔なJUMPERも外して後で配線し直す。
⑤DUMP処理07_dump  お約束
いつもの鉄板重量化のための鉛貼りと基盤との隙間を埋めるラバーゴムを作成。
⑥組立08_jumper  緑軸換装と配線補修
オリジナルのXM軸は硬くて、ガチャガチャとうるさく親指シフトには適さないのでお気に入りの緑軸に換装。変換・無変換軸の取付で分断された配線を補修。通電確認したところ空白キー他2キーの反応なし。写真の5箇所
に加えて1箇所補修を追加。

緑軸は中古のキーボードから移植。目視では比較的状態が良いのでそのまま使ってみたが、タッチが重い。上ケースを開けてみると、内部に微細な砂埃が付着していた。綿棒でひとつづつ掃除し、スムーズエイド塗布。なめらかな緑軸タッチが復活。手抜きはダメだね。
⑦シフトキー09_oyayubishift  ASkeyboardの親指シフトキー
NEC PC用に発売された親指シフトキーボード(ASkeyboard)はALPS軸(緑軸か黄軸)が使われているので親指シフトキーを移植。
軸穴が大きく、軸単独で鉄板に固定することができなかったが、リンカーを付けたおかげか一番多用するシフトキーだがブレもなく快適に打てた。まずは上出来。文字キーも親指シフトキーに付け替えしばらくメインキーボードとして使ってみるつもり。

[親指シフト]親指シフトキーボードを作る(Acer106 テンキーカット)

以下の画像はクリックすると別窓で大きな画像が表示されます。
①完成形テンキーレス親指シフトキーボード完成
かねてから試してみたいと思っていたテンキーカットに挑戦してみた。
素材はACER6316 106日本語キーボード。
kbd_MyboomACERテンキーレス化が大変参考になり、形だけは難なく完成。
どこかで基板を傷めてしまったらしく、PCに繋ぐとF2キーがON状態のままになり実用には耐えないものになってしまった。
もう一台同形のキーボードがあるので、折りを見て基盤とケーブルを交換する予定。
12月23日追記
その後、基板、ケーブル、メンブレンシートを取り替えてみたが不具合解消ならず。2週間あれこれ試行錯誤を繰り返しやっと原因が判明。下側のメンブレンシートの配線を基板に接続するために上側のメンブレンシートの配線にブリッジする部分がメンブレンシートを折り返すことでずれてしまい、ショートしていた。上側の該当配線部分を切り取り直接下側メンブレンシートの配線に貼り付けたら、正常に使えるようになった。ALPS緑軸と較べると打鍵感はいまひとつだが、しばらくメインキーボードとして使ってみることにする。クリック感を演出する板バネを除去した押下圧40gのリニアタッチなので、軽快に親指シフト入力ができる。
②黄ばみとり(retr0brite)キートップretr0brite日光浴retr0brite乾燥中retr0brite前後  まずは、黄ばみ取り
左の写真は4枚独立しています。それぞれのサムネイルをクリックすると大きな写真を別窓で表示します。

日光浴は1週間。3日は雨や曇りだったので日照時間は4時間×4日程度。途中で原液追加はしなかったが、側面も綺麗に黄ばみが取れている。
③親指シフトキートップ移植親指キートップ移植前親指キートップ移植後  このキーボードの軸はACER独自の軸だが、キートップはALPS軸キートップと互換があるので、PC98用親指シフトキーボード(Dbord sono1 ALPS黄軸)のキートップを移植。
④親指シフトキー作成親指シフトキー作成  親指シフトキー作成
背高の親指シフトキーが移植できるといいのだけれど、形状が合わないので、無変換・スペース・変換キーを加工。
  まずは、スペースキーを真ん中で切断。切断線のけがきはマスキングテープで代用。
  切断したキートップを無変換・変換キーにエポキシパテを使って継ぎ足す。パテが余ったので、Enterキーの内側に着けて重量化。
⑤親指シフトキー装着親指シフトキー完成  仕上げ
エポキシパテが硬化したあと、はみ出した部分を削り取り成形。もともと色の違うキートップを接合しているので、見栄えはいまひとつだが強度は十分で一体化しているので、押下時に壊れる心配はなさそう。
スペースキーの軸穴は黒いゴムシートで塞いだ。
無変換・変換キーにはスタピライザーが付いているので継ぎ足したキーの端(Bキーの下)当たりを押してもひっかかることはない。
  タッチはクリック用の板バネをはずし押下圧約40gのリニアタッチに調整。

[ALPS軸] 軸ブレ改善

テフロンテープ
軸
  テフロンテープ
テフロンと言うと油のいらないフライパンを連想してしまうが、潤滑性を増したいところに簡単に貼れるテフロンテープがある。古い記事だがマウスの滑り改善に使っている例があった。
ASCII.jp:スケートみたいに滑っちゃえ! テフてふテフロン♪ るるるる~|よろしくパソドック

  軸ぶれ改善
キータッチの良し悪しを決める要素に軸ぶれの過多があると思っている。
軸ぶれの原因は軸と軸受けの隙間の大きさなので、軸にテフロンテープを貼って隙間を小さくしてみた。
試したのはALPS正規軸の後期に作られたと思われる白軸。
片側に貼っただけで、押下時の感触がしっとりした感じに改善された。(緑軸、黄軸と変わらない感じ)
このテフロンテープを貼った軸を黄軸の上ケースに入れると、ギリギリで入るが押下後の戻りが悪くなったので、上ケースの軸受けレールの幅に0.09mm前後の差があるのだと思う。
左の写真は、ENTERキーとSPACEキーにセットして1ヶ月程使った状態です。テープの剥がれも無くそこそこの耐久性があると思う。

(写真をクリックすると別画面に大きな写真が表示されます。)

[分解・メンテナンス]MacOS エルゴキーボード EZ-9000

見事に飴色に黄変したキーボードがあったので、Retr0briteで黄ばみ取りをするために分解してみた。
メカニカルではないが、キートップを外してみると部品点数の多い贅沢な造りのキーボードだった。
(各写真をクリックすると別画面に大きな写真を表示します)
①外観
EZ-9000
②キートップ除去:軸受けは筐体と別素材
分解01
③下筐体除去
分解02
④コントローラ
分解04
⑤鉄板除去
分解05
⑥メンブレンシート除去
分解06
⑦ラバードーム除去
分解07
⑧軸除去
分解08
⑨軸:足があり底打ち感はグニャリとならない
分解 軸
⑩キートップ交換:なぜかALPS軸と互換がある
キー交換

Erase-Eazeキーボードを作る

完成今ではほとんど見かけなくなったErase-Eaze。無いものは作ろうということで、106キーボードの変換・無変換キーを加工してみた。
ベースにしたキーボードはAcerのKB-109。
ALPS白軸(正規軸)
キートップ加工  キートップ加工
真ん中のスペースキーは軸毎取り外し、開いた空間に変換キーと無変換キーを長く加工したキートップがセットできる様にした。
継ぎ足すキートップは元のスペースキーを半分にしたものでいいかと思ったが、それだと少し長さが足りずBキーの下に半端な隙間ができてしまうので、他の軸取りに使用して余っていたPC88キーボードのスペースバーを使うことにした。
タミヤパテで接合部の隙間を埋めながら接着。見栄えの悪さの改善と接合部強化のため、幅広のアルミテープを巻いて完成。
配線1配線2  パターンカット&配線変更
親指シフトで使うなら、キートップ加工だけで充分だが、Erase-Eaze化のために、左側をBackspace、右側をSpaceキーに配線を変更する。
左側の無変換キーは片側の配線がspaceキーと同じなので、もう一方だけパターンカットして元のspaceキーに配線。
右側の変換キーは2本ともパターンカットして元のBackspaceから配線。
結果的に無変換キーと変換キーは使用できなくなるが、SpaceキーとEnterキーがあれば日本語入力に支障は無いと思う。
キートップ表キートップ裏  スタピライザー
キートップを横長に加工するのは簡単だが、軸の位置は変更できないので、そのままではキーの端を押すと引っ掛かりスムーズに押下できない。これを防止するにはスタビライザーが必須であるが、無変換キーにスタビライザーがついているキーボードはほとんど無い。Acer Kb-109もスタビライザーがついていない。けれど鉄板にはスタピライザー受けのパーツをセットする穴が開いている。キートップも同様。なので、他のジャンクキーボードからスタビライザーを移植。

[ALPS軸]緑軸の消音化

グリース
  ALPS軸の中で一番好きなのは緑軸なのだが、この軸の唯一の欠点はシャーン、シャーンと耳障りな金属音がする事。普段使っているときは、打鍵後の残響音として発生するが、キートップを外した状態でキーボード本体を揺すっただけでシャーン、シャーンと激しい音がする。構造から考えて音の元凶はスプリングと推測される。輪ゴムを5mm程度にカットして軸のスプリング受け部分に仕込んでみた。
効果は絶大で、ピタリと金属音は納まったがスプリングが斜めに傾いてしまうので、長期使用には不安があり、却下。富士通 Libertouch FKB8540-052/B改造 「あなた好みの私にして!」にスプリングの共振をグリースで防止する記事があったので、試してみた。軸にはめ込むスプリング部分に微量のグリスを付けたところ、これまた効果絶大で問題は一気に解決。緑軸のしっとりとしたリニアの打鍵感を何のストレスも無く堪能できて大満足。

[DELL SK-D100M] ピンク軸換装&スプリング軽量化

軸換装軸洗浄軸乾燥スムーズエイド塗布  DELL SK-D100Mはソフトクリックの正規黒軸だが、これをソフトクリックの正規ピンク軸に換装。合わせて押下圧軽量化のためにスプリングカットを行う。

  軸洗浄
他の中古キーボードから取り外したピンク軸を洗浄。ひとつづつブラシで洗うのは非常な手間なので、家にあった浸置洗い用の洗浄液に一晩浸けることにした。見た目では分からなかったが、一晩で洗浄液が薄黒く変わったので結構汚れていたことが分かる。
  次は乾燥。適当に水切りをしてタオルに広げて陰干し。軸は内側に溜まった水をひとつづつ息で吹き飛ばして置くと渇きが早い。

  スムーズエイド塗布
洗浄の後はお約束のスムーズエイド(乾式潤滑剤)塗布。上ケース内側のレールと軸全体に2度塗り。軸は綿棒を切った棒に刺して塗ると按配よく塗れる。塗布した上ケースと軸は移動が楽なように適当な台に並べて置く。塗り終わったとき作業場所からじゃまにならないところへ移動して乾燥。スムーズエイドの説明書には30分で乾燥とあるが、最低4時間くらいは乾燥したほうが確実。
スプリング採取1 スプリング採取2 スプリングカット  簡易軸スプリング採取
超軽荷重(20~24g)のキータッチを目指して、スプリングカットを行う。ピンク軸のスプリングをカットすることに躊躇いがあるので、以前軸換装して保管していた簡易軸のスプリングをカットすることにした。
トゲ抜きを上ケースと下ケースの間に押し込み分解。スプリングを取り出す。クリック用板バネ、接点、軸、ケースも特に使い道はないけれど、保管。

  スプリングカット
簡易軸の上ケースと白軸を接着剤で固定したゲージを作り、カットするスプリングの長さを調整しながら、106本カット。
接点を取り外した下ケースと上ケース、軸にカットスプリングを仕込んで組み立て。素の押下圧を確認。21gの重りを乗せるとちょっと浮きがあり、24gの重りを乗せると完全に沈み込む状態になる様にした。
組み上げたキーボードは、依頼主に譲渡済。

[親指シフト]ルーツはOASYS100S(Filco FKB89J親指シフト化)

最初に買ったワープロはOASYS 100s。
本体はいつのまにかどこかへ行ってしまったのに、このキーボードだけはずっと持っていた。

OASYS100Sキーボードのカタログ写真


  このキーボードのスイッチがALPS緑軸であることを知り、ALPS軸を使ったPC用キーボード
へ移植。この記事(mck-89s P-II) のお陰で、はじめてのALPS軸換装が失敗する事なくできました。SANDYさんに感謝。
  移植したキーボードはFILCO の FKB-89J。テンキーレスのコンパクトサイズなので
ノートPCのキーボードに重ねて使用。

FILCO 親指1号

変換、スペース、無変換キーを親指シフト用に加工
シフトキー改

  親指シフト向きのキーボードの条件にB下割れを挙げるひとが多いけれど
ホームポジションの親指の位置はJキー、Fキーの下でありBキーの下では
ないので、スペースキーは小さくして元の位置のままとした。
  ホームボジションで左右の親指で無理なくスペースキーが押せるので
この形状はおすすめ。

[FKB-107J-AI]吸音スポンジはめ込み(再)&組み上げ

FILCO コンパクトキーボードの最適化
半田吸い取り・鉄板加工・消音対策からの続き

3mmスポンジ1 3mmスポンジ2 3mmスポンジ3(品名)3mm厚の吸音スポンジでやり直し。スポンジは黒色しかないので両面テープで鉄板に仮止めして、そのままカッターで切り抜くことにした。
スポンジは力では切れないので、カッターで表面を軽くなでる様にして浅く切り込みを入れ、これを刃先が下に貫通するまで繰り返す。それでも完全に切り取れることはまれで、適当なところでむしりとってくり抜き完了。
所要日数:3日。楽しんだ時間:5時間
3mmスポンジ4(軸セット) 基板セット1 基板セット2
すべてのくり抜きが終わったら、鉄板に軸をセット。軸の底面とスポンジ面がほぼ同じ高さになっていることを確認して、基板をセット。各軸の足をひとつづつ基板の穴にあわせながら圧着。スポンジの厚みで基板が浮いてしまう部分は軸の足を折り曲げて圧着。基板セットに問題が無いことを確認して軸足と基板を半田付け。
所要日数:半日。楽しんだ時間:1.5時間。
粘土1  筐体ダンプ
組み上げ前に筐体の重量化を行う。
基板と筐体の隙間部分に適当に油粘土を詰めるだけ。キーボードを安定して設置することが目的なので、隙間全部を埋めることはしていない。今回は100gの重量UP。絶縁策として0.5mmのラバーシートで油粘土を覆う。
粘土2使った油粘土は100円ショップ ダイソーで購入。
所要時間:30分
組み上げ1  組み上げ
換装軸はALPS黄軸の上ケースをオレンジ軸用に交換したもの。一部白軸があるがスプリングは黄軸用に交換済。板バネは付けずにリニアタッチ仕様とした。
中古キーボードから取り外した黄軸だが、使用感が少ないのでスムースエイド塗布は省略。
キートップはメラミンスポンジでひとつづつ汚れを拭き取りながら、軸にはめ込む。
組み上げ2スタビライザー付きはキートップに固定するパーツを鉄板側にセットし、キートップを被せる様にはめ込み。
所要時間:40分
メラミンスポンジメラミンスポンジも100円ショップ ダイソーで購入。


PCにつないで、動作確認&使用感評価。
不良キーなし
キータッチは黄軸特有のしっとりとしたリニアタッチ(もとはクリックタッチ)
打鍵音は重厚なコツッコツッとした底打ち音(もとはカチャカチャした軽いクリック音)
重量は890gから1320gへ230g増。程よい重さで設置安定度良好
難点は、最初から分かっていたことだが、スペースキーが長いキーボードは親指シフト入力に使えない事。

[追記]その後、鉄板穴加工、軸位置ずらしの技を習得し親指シフト化も可能になった。
   親指シフトキーボードを造る。(FILCO ZERO Tenkeyless)
   親指シフトキーボードを造る(FILCO109JALPS黄軸換装)
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