 
 | IBM MODEL 5576-B01メカニカルではないけれど、最近のペラペラした激安キーボードと比べるとしっかりとした造りの良いキーボードだと思う。そのままでも無理なく親指シフト入力ができるキー配置だが、本格的な親指シフトキーボードにカスタマイズする。 親指シフトキー 製品版の親指シフトキーは赤四角の形状であり、赤丸部分が親指のホームポジションになっている。 日本語106の変換・スペース・無変換はかなりいい形状ではあるが、わずかに親指ホームポジションが外側にならざる得ないので、スペースキーをカットして小さくし、変換・無変換キーを大きくする。キーの切断線にあわせてマスキングテープを張り、側面はニッパで一息にカット。上面はカッターで浅く切り込みを入れことを切断されるまで繰り返す。切断面を合わせて接着。裏側に補強材を張り付けて完成。 変換・無変換の軸位置が偏ってしまうが、このキーボードはアクチュエータ部分の造りがしっかりしているので、キーひとつ分くらいの偏りでは、押下時にひっかかることは無く快適。 |

| JISかな削除 ブラインドタッチで使う分にはキートップの刻印がなんであっても関係ないが、まったく使わないJISかなはうっとうしいので、削りとることにする。 (JISかな入力のみなさん、ごめんなさい) キートップの刻印方法はいろいろあるけれど、このキーボードはシルク印刷なので、カッターで簡単に削り取れる。 キートップのゴチャゴチャした感じが無くなり、すっきり。 |
  
| 親指シフトシール かな無しのすっきりしたキートップもいいけれど、せっかくなので親指シフトシールを貼って、見た目は本格的な親指シフトキーボードにする。 タトゥシールに各キートップの文字を鏡面印刷し、1キー分にカット。キートップにシールを乗せ位置調整をして貼り付け。タトゥシールは極薄で、キートップに貼っても厚さを感じ無いのが利点だが、強度がなく打鍵しているとじきに剥がれてしまうので、マニュキュアのトップコート液をキートップ全体に塗って剥がれを防止する。トップコートは乾くと表面が平坦で指にベットリ張り付く感触になるので、サンドペーパで軽く擦って指触りを改善して完成。 |
 | おまけ 分解すると、鉄板入りのしっかりとした贅沢な造りのキーボードだと言う事が良く分かる。 |