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[親指シフト]キーボードを造る(AS-KB91LR:cherry赤軸+茶軸改linear)

  当人は、まったくご存じない事ですが日頃有益な情報を提供頂き、非常に感謝している方がいます。
漫然と誰に使って頂けるか分からないキーボードを造るより、贈る相手が明確なほうが造る楽しみが大きく
当人に断りなく、贈呈用に改造したものです。

  ベースはI-T Touch 日本語かなありTenkeyless Cherry赤軸 AS-KB91LR。
  見た目で分かるカスタマイズは、スペースキーを3分割した事とJISかな表示を隠した事、親指シールを貼った事、親指シフトキーに特大パッドを付けた事くらいです。
  打鍵感は現物を使って頂かないと、貧弱な語彙の言葉では伝えられないものですが、
主観的にはオリジナルの赤軸より、滑らかな押し心地、緩やかな押し戻し、耳触りの良い打鍵音に仕上がったと思っています。
00完成
  http://hieroglyphe.blog47.fc2.com/blog-entry-36.htmlで書いた様に、[変換][無変換]キーは親指シフトキーに特化させ、変換は[Space]、確定は[Enter]、無変換は[Shift+無変換]で行っているので、こんな配線変更になっています。共用型で使う場合も親指で[Enter]が押せるのは、便利だと思います。
01特大親指パッド(前)02特大親指パッド(斜め)
上の画像も下の画像もクリックすると別窓で拡大画像を表示します。
03赤軸(三分割)  スペースキー3分割
  Bキーの直下にスペースキーの軸があるので、スペースキーを一文字サイズに変更し、空いた隙間に親指シフトキーを増設します。
この隙間にフィットするcherry軸のキートップを持っていないので、余剰キートップを豊富に所有しているALPS軸で増設しました。
04 増設軸合わせ  鉄板加工
  増設軸用の穴を鉄板に空けるため、全軸半田を吸いとり鉄板と基盤を分離します。昔のALPS軸のキーボードに比べcherry軸のキーボードは半田の粘つきが少なく簡単に吸い取れるので作業が楽です。
  鉄板にキートップを付けたALPS軸を重ねて、軸穴の位置決めをしケガキします。ケガキに沿って小型の金ヤスリで軸穴を空けます。
  鉄板の硬度が低い様でそんなに力を入れなくても30~60分くらいでひと穴空けられます。作業時間に幅があるのは、最初の粗削りは30分くらいでできますが、最後は削り過ぎない様にひと削り毎にALPS軸を当てながら、穴の大きさと向きを加減するためです。

05増設軸スルーホール穴あけ06断線補修  基盤加工
  鉄板に軸穴があいたら、そこにALPS軸の下ケースをはめ込み、鉄板と基盤の位置合わせをしてハンドドリルで1.5mmのスルーホールを空けます。
  スルーホールを軸の上辺、下辺どちらに空けるかは元配線の断線被害が小さい方を見極めて決めます。今回は見極めを誤り無変換キー用のスルーホールで細い3本の密集配線を分断してしまったので、断線修復に少し手こずりました。
07 鉄板ダンプ&セルスポンジ(全体)  打鍵感改善対策
  具体的にどの対策で何が改善されるのかは特定できていないのですが、鉄板重量化と吸音スポンジで基盤と鉄板の隙間を充填します。
  鉄板は裏側に0.3mm厚の鉛シートを張り詰めました。他のキーボードでは1.0mm厚の鉛を張り詰めたことがありますが、鉛の重量によってどう打鍵感が変化するかも把握できていません。なんとなく重いほど音が丸く優しくなる様な気がしますが定かではありません。
  隙間の充填は0.5mm厚のセルスポンジを鉄板の軸穴部分をくり抜いて、はめ込める様にします。
茶軸改リニア化11 スムーズエイド
  軸加工&潤滑剤塗布
  cherry軸はALPS軸と違って、鉄板マウントした後では軸分解ができないため、はやる気持ちを抑えて、軸加工やメンテナンスを組み上げ前にします。
  茶軸を加工してタクタイル感をなくし、赤軸のようなリニアタッチにする実験が完了したので、実機に使用しました。とはいえ、加工のばらつきは否めないので、文字キーを避けファンクションキーや一部の機能キーを茶軸改linearにしました。
  赤軸を素のままで親指シフト入力したのはMINILAが初めて。いままではスペースキー分割前はポツポツと動作確認打鍵をしただけでした。このときから、なんとなく新品の赤軸なのにカサカサ感があるかなぁと感じていましたが、MINILAを使ってみて確信しました。カサカサ感解消のため、全軸を分解し乾式潤滑剤スムーズエイドを2度塗りしました。効果は上々です。cherry軸はバネ受けの突起があり、座りが悪いのでスムーズエイド乾燥用の台を作りました。ドリルで3mmの穴を空けただけですが。
09セルスポンジセット拡大  組立
  鉄板に全ての軸を向きに注意してセットした後、セルスポンジを軸の間にはめ込みます。
  次に各軸足がスルーホールを通るように、基盤を重ねます。鉛シートとセルスポンジの厚さで基盤が浮いた感じになっているので、真ん中を押さえて、真ん中の軸の軸足を折り曲げます。同様に4隅の軸足も折り曲げてから、他に浮いた箇所を捜しそこの軸足も折り曲げます。
  鉄板と基盤がしっかり固定できたら、配線変更に関わらない軸の半田付けをします。
10配線変更  配線変更
  基盤の写真を撮り、配線設計します。最近の基盤は各軸ごとにマトリクスパターンコードと思われるC99、R99の番号が印刷されています。配線変更する軸のマトリクスパターンコードを確認し、同じコードを持つキーを搜し、両者の結線図を写真に描いていきます。
  C99のパターンは単純イモズル配線なので、テスターで配線の読み違いがないことを確認できます。R99のパターンは各キーごとに逆流防止用のダイオードが配置されているためテスター確認ができません。こちらは、目を細くして念入りに読み違いがないことを確認します。
  配線方法が決まったら、後は適当な長さに切った導線を半田付けするだけです。取扱が楽なのでエナメル線を使っています。

11軸装着  導通確認
  筐体カバーを着ける前にPCに繋ぎ、断線やショートがない事を確認します。案の定、密集配線を断線させた部分に修復不備が見つかり、2回ほど配線補修をやり直しましたが、概ね大過なく完了。
12キートップ鉛貼り  キートップ加工
  昔から2色成形の重量感のあるキートップの打鍵感がよいと言われているので、キートップの内側に鉛シートを貼り重量化しました。48個のキートップに総量45gの鉛シートを張り付けたので、1キー当りの重量増は1g未満です。
  JISかな隠しはこちらにまとめました。
  親指シフトシールはこちら
  特大親指パッドはこちらです。

打鍵音
cherry赤軸(ARCHISS改造後)
cherry赤軸(MINILA)
録音環境がいい加減なので、生で聞いている音が再現できていませんが、違いがわかりますか?
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