そのコンパクトさ故に不動の地位を確立していたHHKB PROですが、MINILAにその場を追われあえなく控えの身になりました。
じっくり弄りまわす時間がとれたので、押下圧25gハイプロキートップに交換して見ました。
ハイプロキートップは同じキーボードでも打鍵感がまったく変わってしまうため、人により好みが分かれますが、お椀型のキートップの感触がお気に入りです。
部品を提供してくれるキーボードはJUKIのFK211。カタログはこちら。Celavi-i (PDFです)。 キー押し圧25g の記載があります。独自の日本語入力方式を開発しているため、キートップのかな刻印はJISかなと全然違いますが、打鍵するときは見ないから気にしないことにしています。
ハイプロキートップは普通のキートップより1.5倍くらの高さがあります。軸受けも嵩高になっていますが、キートップは普通の軸受けでも取付可能です。(普通のキートップをハイプロ用の軸受けに取り付けることはできません。)
キーボードの裏面です。
筐体カバーを開けると、基盤にしっかりTOPREのロゴがありました。
鉄板と基盤を固定している無数のネジを外し、鉄板と基盤を分離します。
コニックリングを取り除いて25gラバー取り出し完了です。
HHKB PROもHHKBProを親指シフト最適化 と同様に分解し、ラバードームを取り出します。このラバーを重ねて軸間隔が等しいラバーの場所を確認し、HHKB PROにセットできる大きさにカットします。
カットした25gラバーをHHKB PROにセットします。このとき軸が浮き上がっているとラバーの座りが悪いので下ケースと裏返した上ケースを重ねて作業します。
ラバーにひとつひとつコニックリングをセットします。
基盤を重ねてネジ止めして完了です。
余ったFK211のキートップを使って親指化キットもどきを作りました。
ハイプロキートップの英字キーは配列に合わせて装着します。その他はステップスカルチャに合わせて適当なキートップを装着しました。
軽荷重・ハイプロキートップの一味違ったHHKB PRO 親指シフト仕様の完成です。
個人的には、普通のキートップよりハイプロキートップが好みです。ホームポジションに置いた指先をすっぽり優しく包み込んでくれる感じがなにより気に入ってます。
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JUKIのキーボードに興味があるのですが、入手可能なものなのでしょうか?
これはどのような経路で入手されたものか、よかったら教えてください。
2017.04.26|
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nag #-
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Re: タイトルなし
1台目は10年以上前に秋葉原のジャンクショップを散策していて見つけたものです。そのお店はもうありません。
2台目は5年以上前にヤフーオークションで見つけて落札したものです。
ヤフオクでその後もう1台出品された記憶がありますが、以来見たことはありません。
軽荷重(25g)ではありませんが、ハイプロキートップのキーボードは本家の東プレが
REALFORCE108UG‐HiProを発売しています。こちらはネット検索すればまだ販売している店が見つかるかも知れません。
2017.04.27|
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hieroglyphe #-
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ありがとうございます。現在日商ハイプロを使用していまして、JUKIのキーボードにも興味が湧いてきたところでした。
気長にウォッチしてみたいと思います。
2017.05.04|
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nag #-
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