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[親指シフト]ASkeyboardやRboard for Macのリサイクル

   かつてASCIIがPC98用に販売していた親指シフトキーボードは、個人的には富士通製親指シフトキーボードより優れた名機だと思います。
   そのままではWindowsで使えないので、JIS日本語USBキーボードに打鍵感の要である軸とキートップを移植しました。
   移植元はASkeyboard、移植先はdPRO--MKB90J1です。
dPRO--MKB90J1はASkeyboardに比べ筺体や鉄板の剛性がいまいちなので、まったく同じ打鍵感は得られませんが個人的には富士通製親指シフトキーボードより遙かにいい感じです。

            ※画像は縮小表示しています。各画像をクリックすると別窓で原寸表示します。
00ASkeyboard(全体)01親指シフト化(完成)
02ASkeyboard(キートップ無し)03親指シフト化(キートップ無し)
改造詳細04dPROオリジナル(全体)   改造前のdPRO--MKB90J1です。
無変換・スペース・変換キーを親指シフトキーに最適化します。
05dPROオリジナル(裏面)Retr0brite   裏面のネジ3本を外すと簡単に筺体が分離でき、中身が取出せます。
   作業に夢中で写真を撮り忘れましたが、キートップを外し、軸のハンダを吸取り基板から分離します。
   同じ要領でASkeyboardも解体します。
06dPROキー合わせ   ASkeyboardの親指シフトキーを移植するため、赤枠部分の鉄板を削り軸位置を合わせます。
07dPRO軸穴加工   もとのキーサイズが小さいので、無変換・スペース・変換の3キーを2つの親指シフトキーに交換しました。
08dPROスタビ加工   横長の親指シフトキーを安定させるためスタビライザーを取付けます。赤枠部分の鉄板を削り金具受けを取付けます。
09dPROスタビ加工・ゴム板補強   広げた軸穴を補正するため、3mm厚のゴム板に軸穴を開け、鉄板裏側に貼り付けます。
10基板配線(全体)11基板穴あけ   ずらした軸を取り付けるため、基板にスルーホールを開けます。
   赤丸が新たに開けたスルーホール、青丸がもとの無変換・スペース・変換のスルーホールです。桃色丸はかなキーのスルーホールです。スペースキーに配線変更するため、パターンカットします。
12dPRO黄軸交換   ASkeyboardから外した軸を鉄板にセットし基板にハンダ付けします。
   この段階でPCに繋ぎ各スイッチの導通確認をし配線が切れているキーを確認します。
13配線変更   無変換・変換の配線を移動した軸に繋ぎます。スペースの配線をかなキーの軸に繋ぎます。
   再度PCに繋ぎ全てのスイッチが正しく反応する事を確認して完成です。
14dPRO黄軸分解   ASkeyboardの軸は見た目が綺麗でダメージが無い様に思われたが、打鍵してみると想定以上にタッチが硬く重いので、全軸分解して乾式潤滑剤RO-59tmKT(スムースエイド)を2度塗りしました。
   手間を惜しんではダメですね。しっとりと滑かな至福のキータッチが復活しました。

今回はASketboardをリサイクルしましたが、Rboard for MACやOAshift/98(親指君)でも同様の移植ができます。
移植先に使えるキーボードで現在も販売されているのは、ネオテックのMCK-89S(PS2)です。
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